実際に勉強して感じた将棋とチェスの違い
子供のころに将棋もチェスも覚えて、そのころは似たようなゲームだと思っていました。どちらも本格的な勉強はしたことなかった。
最近、チェスの勉強(Tactics)を始めたのですが、将棋の知識が邪魔をしてかえって難しいと思ったりしています。
どちらも奥が深く、どちらが難しいということはないと思う。今の私にはチェスは非常に難しく感じる。
違い
駒割重視(マテリアルアドバンテージ)
Wikipediaによると「駒の価値は一般に、P=1点、N=3点、B=3点強、R=5点、Q=9点 とされ、合計点数が1点でも違うと、特に終盤では大きな差となる」。
(将棋の駒割の概念とは少し似て異なる気がする。将棋の場合は駒の位置や成駒の価値も見るので)
TacticsではNやBとRの交換、Qと他の駒の2枚替えが良くでてきます。このN・BとRの交換が「大きな得である」ということが、理解できても、覚えきれていない。
Promotionの価値
Queenが強いため、Promotion(成り)の価値が異常に高い。駒を捨てて Promotion させることも多い。
将棋の成り駒は「成り捨て」という言葉もあるぐらい、軽く扱われているが、チェスの Promotion は勝敗を分ける可能性がある。
合駒が打てない
Queenはもちろんのこと、Rookが強い。将棋でも飛車>角ではあるのだが、チェスほどの大差はない。
KingとPawnの形によっては、Rook 1個であっさり詰んでしまう。見落としやすい。
利きが見えない
特に、Pawnの斜めの移動が見えない。歩のイメージが邪魔している。
Queenの移動、Knightによる両取りも見逃しがち。
Tacticsの解き方
自Kingがチェックされているか → 敵Kingをチェックメイトできるか → 敵のQueenが取れて駒得できるか → その他の駒得。
単にPawnで敵の駒を取るのを見落としやすい。
http://chesstempo.com/ の Tactics は User: 1108.9 になりました。一時は1150まで上がったけど、連続して間違うとすぐに下がりますね。
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