寄せ(MATE)パターンの把握が足りない
下図は chess.com のコンピュータレベル1相手に対局中の局面。e8地点でルークを交換し、黒にQxe8とされたところ。
ここでQc7とチェックをかけたのだが、局後の解析ではRd1以下でMATEだと言われた。えっ??
パターンを知らないと寄せられない
言われた通り、Rd1と進めてみる。黒はクィーンが動くと詰んでしまうので、ポーンを進めるぐらいしか手がない。
Qc7+ に Qe7 と移動合した局面。これなら私でもわかる。先に動かしたルークをRd7と動かして勝ちだ。この形を見越してのRd1であった。
将棋の知識が邪魔になる
チェスは将棋と異なり、合駒を打つことができないので飛び駒の使い方が微妙に違う。将棋の同様な局面ならどちらかに持ち駒があるので、例えば白番ならその駒を打って行った方が寄せやすいし、黒なら合駒を打って防御できる。お互いに駒が打てない終盤は少ない。
将棋の寄せの問題(必至問題、詰将棋)は受け方が全ての余り駒を持っている前提で作られているので、合駒を打たれることを考慮する必要がある。
これはチェスの考え方ではない(と、思う)。
どうやら、私はチェスの盤面を見ていても将棋の感覚で指していて、チェスで有効な手が見えていないのだと思う。How to Beat Your Dad at Chessを読み直してみよう。
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